福泉小校区の史跡

 

堺市立福泉小学校

〒593-8315 大阪府堺市西区菱木2丁2186−1



 

 

 

 

 

 

 


1.日部くさべ神社:草部

 当地の豪族日下部一族の神様を祀っている神社です。本殿は室町時代初め頃建てられたものです。また、神社内にある石燈籠は、1369年につくられたもので、本殿とともに国の重要文化財に指定されています。

 


2.菱木神社:菱木

 詳しい由緒は不明ですが、素戔嗚尊をお祀りしている八坂神社でした。明治44年に同地域の神社が合祀されて、菱木神社になっています。

 

 


3.太平寺:太平寺

 行基による開創となっています。紀州の豪族の祈願寺だそうですが、現在はほとんどが焼失しており、本堂も大正末期の 建築です。本尊は阿弥陀三尊で、平安末期の作と伝えられています。

 

 


4.地名「福泉」

 1935年に、泉北郡鶴田村と北上きたに神村わむらとが合併するときに、「幸福が泉の如く湧き出る」町になるようにと願って「福泉町」という名前に決められました。1961年に堺市に編入されたときに「福泉」の町名は消えましたが、福泉小学校、福泉中学校など学校名として残されています。


5.道標「右ハいせ道」:草部

 「伊勢道」として道標で残されているのは、市内ではここが始まりで、東に向かっています。北野田の手前では、「伊勢道」というバス停もあり、美原区に行くと、平尾でやはり「東 いせ」と彫られた道標があります。このままさつき野から梅の里へ、そして奈良まで続いています。昔の人は、道標を頼りにお伊勢参りをしていたのですね。

 





6.鶴田池:草部

 現在はゴルフセンターとなっていますが、この池は、行基がつくった15のため池の1つです。またこのあたりに「鶴田池院」というお寺もつくっていましたが、現在はその場所は不明です。

 

 

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