茶山台小校区の史跡

 

堺市立茶山台小学校

〒590-0115大阪府堺市南区茶山台2丁目5-1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


1.展望台跡:茶山台

 堺泉北臨海工業地の中心的な存在だった新日鐵が寄贈された 泉北ニュータウンの展望台です。堺に恩返しをとのことで贈られたのですが、新日鐵で生産されていた鋼鉄製で、1971年から公開され、小学校3年生の遠足では必ずこの展望台には登っていました。ニュータウンだけでなく、臨海工業地方面まで見渡せていました。しかし、老朽化とともにビッグバンの建設に伴い、1999年に取り壊されてしまいました。

 

 

2.林羅山「陶器八景」

 竹城台3丁、三原台、高倉台、槇塚台、茶山台の大部分は、陶器藩主の小出大隅守三尹の領地でした。三尹とその子の有宗は文学を好み、林羅山と親交がありました。羅山が遊びに来た時に、東に金剛、西は堺から大阪湾を望む雄大な景色を高倉寺(展望台のあったお茶山)から望んで、陶器八景の詩(漢文で、実際には十景を詠んでいる)を詠んでいます。なお、「茶山台」という地名は、この「お茶山」から付けられています。

※1971年の泉ヶ丘駅

※1971年の泉ヶ丘駅周辺(上の団地は三原台)

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