堺市立浜寺東小学校
〒592-8341 大阪府堺市西区浜寺船尾町東1丁101
1.四ツ池遺跡
場所は、現在の浜寺中学校付近を中心にした地域です。中学校のすぐ北に四ツ池というため池があり、そのあたりに広がっていた遺跡だったので「四ツ池遺跡」と名付けられています。ここは、縄文時代晩期から弥生時代の遺跡ですが、特にここがクローズアップされたのは、第二阪和国道が開通することになり、事前に調査のための発掘が行われた時です。ここで、炭化米のある縄文土器が見つかったのです。ここが古くから大事な遺跡であることは分かっていたのですが、これが見つかり、米作りの我が国での開始時期の定説が覆りました。それまでは米作りは弥生時代からとなっていました。それが縄文時代晩期から始まっていたことが分かったからです。ここは、我が国でもそういう大事なポイントとなる遺跡 なんです。
2.諏訪神社遥拝所:浜寺船尾町西
船尾村の氏神であった諏訪神社は、諏訪森東1丁65周辺地域を境内としていました。船尾村の財政が厳しくなり、1909年に長老が協議をして、石津太神社に合祀されることになりました。諏訪神社を遥拝するためにこの「諏訪神社遥拝所をつくりました。なお、元諏訪神社跡の一角に、有志で諏訪神社の社を建てています。 この神社の存在から、「諏訪ノ森」駅の名や「浜寺諏訪森町」の町名ができています。
3.地名「船尾」
神功皇后が朝鮮半島に兵を出して新羅という国を攻めて勝ち、多くの船を率いて帰ってきました。その船団の最後の船を止めたところが船の尾つまり「船尾」す。
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