堺市立神石小学校
〒590-0814大阪府堺市堺区石津町2丁目6-1
1.乳岡古墳:石津町
百舌鳥古墳群の最南西端に位置した前方後円墳です。長さ155m、高さ14mでで、石棺の形などから4世紀末頃の築造とみられています。後円部には念仏寺という寺がありましたが、そのお蔭で墳丘が保存されていました。しかし前方部の大半は削り取られています。現在、国の史跡指定を受けています。
石津太神社と同じく蛭子命がこの地に漂着し、命が携えてきた五色の石をこの地に置いたことから「石津」という名がついています。起源は475年に勅願により創建されたと伝えられており、日本最古の戎社としています。浜寺石津町の石津太神社との関係は、どちらかが御旅所か分社ではないかといわれています。
大阪市内から山之口橋を渡って和歌山県の熊野大社までお参りに行く街道です。平安時代の中頃から上皇や貴族たちがよくお参りしていましたが、鎌倉時代以降は武士や一般の人たちもお参りに行くようになりにぎわいました。江戸時代に浄瑠璃で小栗判官を主人公にしたものがはやり、照手姫とともに熊野までお参りに行き、小栗判官の病気が治るという話から、この街道を「小栗街道」とも呼ぶようになりました。
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